ビジネスプロデューサーの視点で戸建住宅の企画から管理までを担当。
建築エンジニア
就活では自身の専攻を活かせる住宅業界を志望しており、その中でも住宅や通信、電気工事などの幅広い事業を展開している安定性に惹かれ、NDSを選びました。建築系出身の私ですが、入社後はまず営業職として戸建住宅・マンションの販売を経験。その後、経理の道に進み、そこから現在の建築エンジニアの仕事に至ります。技術職として一見遠回りに見えるこのキャリアステップですが、そこにはしっかりとした意図があります。まず、ビジネスとして住宅に携わるには、「お客様が何を考えているのか?」や「どういったご要望をお持ちなのか?」ということを肌感覚で知る必要があります。よって、ファーストキャリアに営業職を経験。また、一つの案件の中で、お金がどのように流れているかを知っておくことも大切なので、経理の業務経験も必要です。これらの仕事から学んだ知識や経験は、技術の仕事をしている今の自分にとって、とても大きな財産になっています。
現在は、企画担当者として戸建住宅の開発に携わっています。仕事の流れは「どういう物件なら売れるだろうか?」を考えるマーケティングから始まり、実際に家づくりをして、その利益の管理までを担当。業務範囲はかなり広く、大きな裁量権を持てるこの仕事は、いわばプロデューサーのようなスタイルです。予算や納期など様々な制約がある中で、自分のこだわりを間取りや設備仕様に盛り込み、それがお客様の満足につながったときにやりがいを感じます。ある物件では、キッチン周りにこだわりの大理石素材を使用しました。その結果、お客様からとても好評で、うれしかったですね。またあるプロジェクトでは、山林を開発して18棟の戸建住宅や公園・道路・擁壁などを一つの街として企画しました。街づくりが完了すると同時に完売となり、大きな達成感を感じるプロジェクトとなりました。